"どの道明日は、風が吹く" 〜Bohemian Rhapsody / Queen
Radioheadが'97年に発表した"Paranoid Android"と言う傑作がありますが、当時はその斬新で劇的な展開と構成で、しばしば引き合いに出されたとか。尤も、「僕らは90年代の"Bohemian Rhapsody"を作りたかったのではない」との事ではあるそうで。
しかし真の名曲と言うのは、時代が経ってもまるで色褪せないから不思議なのですね。これぞまさしくevergreenと言わずして何と言えましょうか。そして時代を問わず、そう言うものを生み出し続けるUKの音楽シーンと言うのは、ただただ偉大と言わざるを得ないでしょう。
10年前の自分が、まさかこの歳になってQueenを聴いているとは想像も出来なかったものです。考えても見たのですが、なぜここまでも引き付けられるのか。それはそこに、「芸術」があるからでした。今の日本のロック・ポップシーンに、芸術だと呼べる作品が、一体どれ程あるか、と言う点を考えてみれば、多分殆どはため息を付く他は無いでしょう。無論確かにあるとは言え、珠玉の逸品と言うのは、大抵、寄せては消える荒波の中で、人知れず、眠っていたりするのですね。それは「分からない」人が増えてしまった、と言う現実がそこにあるからかもしれません。聴く人間が悪いのではないんです、創る人間の責任なんですね。
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